瞑想とは何か?
瞑想とは何か?
私の定義では、瞑想とは脳の生理現象を利用した技術です。
何をするための技術なのか?
瞑想をすることで、自分で変性意識状態になることができます。
変性意識状態?
パソコンや機械、テレビゲームなどで「パラメータ設定画面」とか「デフォルト設定画面」とかがありますよね。
変性意識状態とは、わかりやすく言うと脳が
「パラメータ設定画面」とか「デフォルト設定画面」になっている状態です。
つまり瞑想とは脳を
「パラメータ設定画面」とか「デフォルト設定画面」にする技術です。
瞑想をすることで変性意識状態になり、脳がコンピュータなどで言う「パラメータ設定画面」とか「デフォルト設定画面」のような状態になれば、脳のパラメータをいじったり、設定を変更したりできます。
この原理を応用したのが催眠術です。
催眠術師は、催眠をかける人を変性意識状態にすることで暗示をかけます。
この暗示をかけるという行為が、脳のパラメータや設定をいじるということです。
自己啓発などで”潜在意識を書き換える”とか、苫米地博士が言う「内部表現の書き換え」はこのことを意味しています。
内部表現とは何か具体的に体験してもらいましょう。↓
↑上の図形は「ルビンの壺」という有名なだまし絵の図形です。
図形の黒い部分だけをみると壺に見えますが、白い部分だけを意識してみると男性の横顔が向かい合っているように見えますよね?
これが「内部表現の正体」です。
この場合壺に見えるか男性の横顔に見えるかはどっちでもよくて、男性の横顔に見えた時のあなたの意識が内部表現を通して世界を見ているということです。
ルビンの壺が壺に見えるのか、男性の横顔に見えるのか、このことは人によって世界の見え方が違うことを意味します。
たとえば、貧乏な人とお金持ちの人の内部表現は違うと考えられ、世界の感じ方も違うということです。
貧乏な人とお金持ちの人では、
世界の感じ方が違いますので、当然、行動にも違いが現れます。
まとめると、貧乏な人は貧乏になる行動をとり、お金持ちの人はお金持ちになる行動をとります、その原因は同じものを見ても感じ方が違うからです。
つまり、貧乏な人がお金持ちになりたい場合、お金持ちの人の世界の感じ方をすれば、お金持ちになる行動ができて、貧乏な人がお金持ちになれるということです。
自己啓発などで潜在意識を書き換えてお金持ちになろうとすることは、この原理を使っています。
潜在意識の書き換え=内部表現の書き換え
=世界の感じ方を変えること
です。
世界の感じ方を変えるためには、変性意識状態になって、脳をコンピュータのパラメータ設定画面のようにする必要があります。
脳をコンピュータのパラメータ設定画面のようにする技術があります。
それが「瞑想」です。